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category:勉強方法
見つかる、キミの未来。中学校・高等学校 進学NEWS
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2022.03.01
実験と工作で楽しく学ぶ算数塾 11回目

花をかざって公約数の意味を知ろう

5年生で学ぶ公倍数や公約数は、なんとなくわかったような気がしても、実際にどのような場面で役に立つのかは想像できない人も多いのではないでしょうか。認知科学や学習科学の研究では、知識は物語(場面)とつながってこそ活用できることがわかっています。
今回は紙コップを使って美しい植木ばちを作り、物語に沿って公約数を使いながら同じ数ずつ花を植える方法を考えてみましょう。

<準備するもの>

・紙コップ 4個
・はさみ
・紙ストロー 4本
*それぞれ5等分して切り分け、20個のパーツを作っておきます
・折り紙 茶色1枚
・トレーシングペーパー 緑色1枚  好きな色3色 各1枚
 *写真で使用しているトレーシングペーパーは100円ショップなどで花紙として売られているものです。
・はさみ
・液体のり
・定規
・カッターナイフ(デザインナイフがお勧めです)

<植木ばちを作ろう>

①紙コップの底に印をつけます

中心に1個、周りに9個の印をつけます。茶色い折り紙を細かく切ってはると、より植木ばちらしくなります。


②切りこみを入れます

カッターナイフを使って、米印の切りこみをいれます。1本の切り込みは7ミリメートルくらいがよいでしょう。

紙コップの底に切りこみを入れる

<四つ葉のクローバーを作ろう>

①葉を切ります

緑のトレーシングペーパーを、たて6センチメートル、横2.5センチメートルに切り、たての方向に半分に折ります。つながっている方を下にして写真の左はしのような形を描き切り取ります。これを2枚作り、十字に重ねて中心をのりではり合わせます。

四つ葉のクローバーを作る

②紙ストローに差しこみます

十字に重ねた葉の真ん中をつまんで形を整え、つまんだ部分にのりをつけて紙ストローに差しこんだらできあがりです。

植木ばちに四つ葉だけかざっても素敵です。

植木ばちにかざった四つ葉

<花を作ろう>

①花びらを切ります

好きな色のトレーシングペーパーを、たて4センチメートル、横9センチメートルに切り、横向きに3回折ります。写真の左から2番目のような形を描いて、下側はつながったままになるように切ります。

花を作る

②紙ストローに花びらを巻き付けます

紙ストローのはしから5ミリメートルのところに、先ほど切ったトレーシングペーパーの直線側のはしを合わせて、のりをつけながら巻いていきます。


③花びらを整えます

花びらを1枚ずつ開いて整えたらできあがりです。

<算数を使って花と四つ葉を植えてみよう>

さて、ここでお花屋さんになったつもりで考えてみてください。四つ葉が12本と花が8本あります。1個のはちに植える四つ葉や花の数はどのはちも同じにして、できるだけ多い数のはちに植えてお店に並べたいと思います。それぞれ何本ずつ、何個のはちに植えればよいでしょう。

花と四つ葉をはちに植える

①四つ葉を同じ数ずつ分けます

四つ葉は12本あります。同じ本数ずつはちに植えるとしたらはちの数は、1個、2個、4個、6個、12個に分けることができます。


②花を同じ数ずつ分けます

花は8本あります。同じ本数ずつはちに植えるとしたらはちの数は、1個、2個、4個、8個に分けることができます。


③四つ葉と花をはちに植えます

はちの数が両方でそろうのは、1個、2個、4個の時ですね。これは12と8の共通する約数なので公約数といいます。この中で1番大きい「4」は最大公約数といいます。はちの数が1番多くなるのもこの「4」ですね。

四つ葉は4個のはちに分けると「12÷4=3」となり、3本ずつ植えることになります。花は「8÷4=2」となり、2本ずつ植えることになります。

花と四つ葉を植えたはち

四つ葉と花で、はちをかわいくかざることができました。


このように、公約数は数がちがう2つ以上のものを同じ数(今回ははち)に分ける時に使うことができます。例えば給食のおかずを分ける時にも公約数が使えるかもしれませんね。公約数が使える色々な場面を探してみてください。


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[中牟田 宴子]
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プロフィール : 中牟田 宴子(なかむた やすこ)

家庭教育研究家。

九州大学卒業。大学では認知心理学を専攻。

大学卒業後は大手メーカーでシステムエンジニアとしてプログラムの設計と開発を担当する。その後育児期間を経て現在は、認知心理学を基に数学と科学などのつながりを学べる「算数・数学塾」を企画運営しながら家庭教育を研究。子どもたちが不思議なものに出会って驚いたり感動したりする瞬間に立ち会えるのが幸せ。

2012年より5年間東京大学大学院工学系研究科で工学教育に関わった。

NPO法人センス・オブ・ワンダーの代表を務め、東京大学工学部や研究機関と共に子どものためのサイエンスカフェなどを企画開催。

認知心理学に基づくナカムタメソッドの研究開発を行い、算数とアート、理科などが融合したコンテンツの開発と普及を行っている。



家庭だから伸ばせる子どもの才能

「算数・数学塾」の企画・運営の中で発見したことや、二児の母として子どもを育てる上で実践してきた家庭学習のヒントとその成果などをつづったブログです。

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現在、さいたま市にて開校している「さんすう大好き!」が生まれる教室、 「算数・数学塾」のWEBサイト

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NPO法人センス・オブ・ワンダーのブログ

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